今からでも遅くない?!新NISAを始めます!

資産形成

こんにちは、30〜50代の世代が抱える“教育費”“住宅ローン”“老後の資金”などなど、お金の悩みは尽きませんよね。実際、「投資って興味はあるけど、何だか難しそう…」「やりたいけど、タイミング逃しちゃったかも?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

でもご安心を! 2024年から始まっている新NISAは、そんな“これから投資を始めたい人”にも魅力的な制度です。ここでは、新NISAの概要やメリット、そして証券会社の選び方を分かりやすく解説していきます。子どもの将来を考えるパパさん、家計管理に頭を抱えるママさんも、ぜひ参考にしてみてください。


新NISAとは?制度の簡単な解説と現状の口座開設数

新NISAの概要と特徴

まずは「新NISAってどう変わるの?」という基本的なポイントを押さえておきましょう。新NISAの主な特徴は以下の通りです。

  1. 非課税保有期間の無期限化 従来のNISAは、一般NISAなら5年間、つみたてNISAは20年間と非課税期間が決まっていました。しかし新NISAでは、保有期間に期限がありません。長期で運用するほどお金が増えるチャンスがあるので、「まだ投資のことはよく分からないけど、将来的にのんびり運用したい」という方には朗報ですよね。
  2. 年間投資上限額の拡大 新NISAでは、年間の投資上限額が360万円にアップ。内訳は、「つみたて投資枠」が120万円、「成長投資枠」が240万円となり、両方を併用して投資することが可能です。無理のない範囲で少額からスタートするも良し、余裕があれば上限を目指しても良し、と選択の幅が広がりました。
  3. 生涯非課税限度額の設定 新NISAでは、生涯を通じて1,800万円の非課税限度額が設けられています。そのうち、成長投資枠は1,200万円まで。長期の資産形成をイメージしながら運用できるようになりました。
  4. 制度の恒久化 従来のNISAは期限付きでしたが、新NISAは恒久化され、いつでも口座を開いて投資を始められます。制度が続くかどうかヤキモキしなくて済むのは、安心材料ですよね。
  5. 投資対象の拡大 株式や投資信託、ETF(上場投資信託)など、多彩な商品が対象になります。つみたて投資枠では長期投資向きの低コスト商品が選べ、成長投資枠では成長性のある国内外の株式やETFに投資できるのがポイントです。

現状のNISA口座開設数

新NISAへの期待が高まる中、2024年10月時点でNISA口座の開設数は約2,400万口座となり、日本の18歳以上の人口の約5人に1人が保有している計算になります。

それでも「まだ投資はハードルが高い…」「何から始めればいいの?」と二の足を踏んでいる方も多数。ですが、だからこそ今がチャンスでもあります。“投資デビュー”は少しでも早い”今”のタイミングで始めてみましょう。


証券会社選び。SBI証券? 楽天証券?

新NISAを始めるには、まず証券会社で口座を作る必要があります。どこを選んでも基本的なサービスは似ていますが、手数料やポイント還元、取り扱い商品の種類など、各社で少しずつ違いがあります。特に人気が高いのがSBI証券楽天証券の2社。どちらもネット証券の大手で、口座開設数やサービスの充実度が魅力です。

下記の表に、2社を比較したポイントをまとめてみました。(※2024年時点の情報を一部含みます)

比較項目SBI証券楽天証券
口座開設数総合口座:約1,300万口座(2024年7月時点)総合口座:約1,100万口座(2024年4月時点)
NISA口座開設数約523万口座(2024年9月末時点)約552万口座(2024年6月末時点)
取扱投資信託数約2,500本以上(2024年12月時点)約2,500本以上(2024年12月時点)
国内株式の取扱範囲東証・名証・福証・札証東証・名証のみ
海外株式の取扱国数9か国(米国、中国、韓国、ベトナムなど)6か国(米国、中国、インドネシアなど)
IPO取扱数91銘柄(2023年実績)61銘柄(2023年実績)
手数料(国内株式)無料(条件付き)無料(条件付き)
クレカ積立の還元率最大3.0%(三井住友カードプラチナプリファード利用時)最大1.0%(楽天プレミアムカード利用時)
貯められるポイントVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイント楽天ポイント、JALマイル
ポイント投資の対象投資信託、国内株式投資信託、国内株式、米国株式、バイナリーオプション
つみたて投資枠の銘柄数250銘柄(2024年12月時点)241銘柄(2024年12月時点)
成長投資枠の対応国内株式、外国株式、ETF、IPOなど幅広く対応国内株式、外国株式、ETF、IPOなど幅広く対応
アプリの使いやすさ多機能だがやや複雑初心者にも使いやすいと評判
銀行連携の金利優遇普通預金金利0.30%(SBI新生銀行連携時)普通預金金利最大0.18%(楽天銀行連携時)
セキュリティ対策万全(デバイス認証、FIDO対応など)万全(本人認証、不正ログイン通知など)

こうして見ると、SBI証券はサービスが多岐にわたり、三井住友カードを活用したときのクレカ積立還元率が高め。一方の楽天証券は、楽天ポイントを利用して投資できるメリットが大きく、楽天市場・楽天カードなどを日常的に使う“楽天経済圏”にどっぷりハマっている人には使い勝手が良いと言えます。


なぜ私は楽天証券を選んだのか

実際、どちらを選んでも非課税制度は同じですし、取り扱い商品数もほぼ横並びなので大きな差はありません。あとは自分のライフスタイルやポイントの使い方を考慮するのがオススメ。

  • SBI証券向きの方
    • 三井住友カードをメインで使っている
    • PayPayポイントなど複数ポイントを貯めたい
    • IPO(新規公開株)を重視しており、抽選回数を増やしたい
    • SBIグループの銀行サービス(SBI新生銀行など)と連携したい
  • 楽天証券向きの方
    • 楽天市場での買い物が多く、楽天カードを愛用している
    • 楽天ポイントを貯めて生活をお得にしたい
    • 直感的に使えるアプリがいい
    • 銀行口座と連携して金利アップを狙いたい

私の場合は、楽天市場で買い物する機会が多く、つみたてNISAやクレカ積立による楽天ポイントの二重取りもおいしいと感じたので楽天証券をチョイスしました。さらに、楽天ポイントを投資信託の購入に回せるので「ポイント=ちょっとした臨時収入」として活用しやすいのも魅力です。


一緒に子どもの証券口座も開設してみよう

30〜50代の方だと、お子さんの将来が気になってくるのは当然のこと。学費はもちろん、習い事や進学塾など、思わぬ出費が続くものです。そんなとき、子どもの名義で証券口座をつくり、投資でコツコツ貯めていくのも一つの手。

ただし、お子さんがまだ銀行口座を持っていない場合は、まず銀行口座の開設が必要になります。最近はオンラインで手続きが完結するサービスも増えているので、「平日に仕事を休んでまで行けない…」という方も大丈夫。手軽に作れるようになってきています。

以前あったジュニアNISAは2023年で終了してしましましたが、特定口座による証券口座は子ども名義での投資は可能。学校では学べない“お金の知識”を、子どもと一緒にリアル体験できる良い機会にもなりますよ。特に最近は「金融教育」が注目されていますし、早い段階から“増やす力”を身につけることは将来の大きな財産になるはずです。


まとめ:新NISAはこれからの資産形成の強い味方!

  • 非課税保有期間が無期限になり、年間投資上限額は360万円、生涯非課税限度額は1,800万円。大幅にパワーアップした新NISAは、初心者でも長期投資がしやすい制度。
  • SBI証券楽天証券で迷う方は、自分のポイントの貯め方やカードの使い方をチェックしてみるとヒントが見つかります。
  • お子さんがいる家庭は、将来の学費や生活費の準備として子ども名義の口座開設も検討すると◎。まずは銀行口座が必要なので、そこからスタートしてみてください。

すぐに投資を始めるかとは別に、口座開設の手続きを含め、今のうちから準備を進めるに越したことはありません。投資を始めると、「お金を増やす仕組み」を考えたり情報収集したりするのが日常的な習慣になってきます。最初はハードルが高く感じるかもしれませんが、一度口座開設をしてしまえば案外スムーズに進められるもの。

「今さら始めても遅いかも…」「投資ってなんだか怖い」という気持ちがあるかもしれませんが、むしろこのタイミングだからこそ新NISAを有効活用していける可能性があります。少額から無理なく始めて、家族の未来をちょっと豊かにしてみませんか?

将来の教育費や老後資金のため、そして大切な家族のため。ぜひこの機会に、一緒に新NISAでの投資デビューを目指しましょう!

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